どうも分からない。
派遣法改正案が衆院を通過した。
本当にこれが「保守」の政策なのだろうか?
3年ごとに派遣社員をとっかえひっかえしていれば人件費は
抑えられる。
ひたすら企業側に得な法案を通している。
生涯、派遣の者も増えて、ますます結婚できない、子供も
育てられない、少子化促進法案みたいなものだ。
会社にとって必要不可欠な人材になるように、社員を育て
上げる気がないのが不思議だ。
わしも超小規模だが人を雇っているが、全員正社員にして
厳しく教育して、アメとムチを使い分けながら働かせ、
わが社にとって必要不可欠な社員に育て上げてきた。
ボーナス出す社員と、出さない社員がいると、社長のわしの
方が居心地悪い。
だからバイトだった者も、正社員になるよう説得してきた。
社員が結婚し、家族を持つようになればなるほど、社長さまの
肩の荷は重くなる。
仕事が減ったら、ひょいと解雇して、仕事が増えたら、また
派遣で雇った方が楽に決まっている。
だがそれは「保守」じゃないんじゃないか?
守るべきものを作らなければならないんじゃないか?
自民党よ、そう思わないか?